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2008年02月25日(月) 09時13分

ロス疑惑捜査、01年設置の「未解決殺人事件捜査班」読売新聞

 【ロサンゼルス=飯田達人】一美さん銃撃の捜査にあたっているのは、ロサンゼルス市警の強盗殺人課に2001年設置された「未解決殺人事件捜査班」だ。

 同チームの06年時点の担当者は7人。迷宮入りした事件約6000件のデータを管理しており、87年にハリウッドで発生した強盗殺人事件では、17年後の04年に容疑者を逮捕した実績もある。

 この時は、被害者が犯人ともみあって銃を撃った際、現場に残った銃弾から採取された微少なDNAが捜査の決め手だった。

 他州とも情報を交換をして、事件の新たな証拠が見つかるなどした場合は、態勢を強化して捜査にあたるという。

 一方、ロサンゼルス郡検事局の捜査責任者として、一美さん銃撃事件の捜査にあたったルイス・イトウ元検事は、本紙の取材に「(三浦元社長の)身柄拘束には驚いたが、こうなる可能性があるとは思っていた」と語り、「米国では直接証拠がなくても、状況証拠だけで有罪になることはいくらでもある」と指摘した。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080225-OYT1T00166.htm