2008年02月25日(月) 13時03分
「もう終わったこと…」オレンジ色のつなぎ服で三浦容疑者出廷(産経新聞)
妻の一美さん=当時(28)=殺害容疑などで、ロサンゼルス市警に滞在先のサイパンで逮捕された会社役員、三浦和義容疑者(60)の罪状認否についての尋問が25日午後、サイパンの裁判所で行われ、三浦容疑者が出廷した。三浦容疑者は面接した領事館の職員に「もう終わったことだ」などと話しており、罪状を否認するものとみられる。
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写真で見る「ロス疑惑」
25日午後1時半(日本時間午後0時半)ごろから行われた裁判所の尋問に、三浦容疑者は、オレンジ色のつなぎ服姿で出廷した。
司法手続きは米カリフォルニア州の法律にのっとって行われる。尋問では三浦容疑者が司法取引などで有罪を認めれば保釈が認められる可能性がある。だが、日本での裁判と同様に無罪を主張するものとみられ、その場合は起訴され裁判を受けることになる見通しだ。
警察関係者によると、三浦容疑者が入っている留置施設は、サイパン国際空港から北西約3キロの中心街ススペにあるサイパン警察署隣にあり、5平方メートルの2人部屋だという。
サイパンでも大きな話題となっており、地元紙は1面トップで三浦容疑者の逮捕を伝えた。サイパン警察署の男性警察官は「ミウラのことについては何も言えない」と話した。
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