2008年02月24日(日) 01時01分
出国手続きで拘束=「起訴すべきでない」と弁護士−三浦容疑者逮捕(時事通信)
米警察当局が逮捕を発表した三浦和義容疑者(60)。日本での刑事裁判で弁護人を務めた弘中惇一郎弁護士によると、三浦容疑者は22日にサイパンから帰国しようとしたところ、空港での出国手続きで止められ、拘束されたという。
逮捕容疑は1981年の妻一美さん=当時(28)=に対する銃撃事件だった。近くロサンゼルスに移送されるとみられる。
三浦容疑者は既に銃撃事件の無罪が確定。有罪となった一美さん殴打事件も刑事手続きは終結している。改めて米国で起訴される可能性はあるが、弘中弁護士は「両国で協議した上で、日本で捜査することになった経緯がある。米国で起訴すべきでなく、日本政府としても自国民保護の観点から何らかの働き掛けをすべきだ」としている。
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