ベネトン、中国製まな板５８００枚回収へ　鉛などを検出（朝日新聞）

2008年02月22日(金) 19時51分

　伊アパレル大手ベネトンの日本法人ベネトンジャパンは２２日、中国製のガラスのまな板「ガラスカッティングボード」の塗料から鉛やクロムが検出されたため、自主回収すると発表した。０５年１１月以降に出荷した約５８００枚が対象。うち約１５４０枚を販売した百貨店の高島屋も独自に回収する。

　ベネトンによると、対象品は雑貨製造会社レアック・ジャパンが中国の提携工場で製造。鉛などが塗布されていたのは、まな板の裏面で、表面が対象になる食品衛生法上の問題はない。人体への影響はないが、食の安全への関心が高まっている状況を踏まえ、回収を決めたという。購入者には代金を返す。

　問い合わせはレアックお客様相談室（０１２０・７５７・８３１）。高島屋での購入者は問い合わせ窓口（０１２０・１２３・６６６）へ。