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2008年02月22日(金) 10時37分

基地外居住米兵の情報提供 政府、暴行事件で防止策東京新聞

 高村正彦外相は22日午前の記者会見で、沖縄の女子中学生暴行事件など一連の米兵不祥事を受けた政府としての当面の再発防止策を発表した。(1)基地外居住米兵らの人数などの情報を年1回は地元自治体に提供(2)繁華街などでの米軍と警察による共同パトロール(3)防犯カメラ設置−などが柱。新たな外出制限措置に関しても、日米両政府間で検討する。

 沖縄など地域を限定している項目のほかは、各地の米軍基地も対象とする方向。高村氏は「これで犯罪がなくなるわけではないが、それなりの効果はあると思う。再発防止は継続的な努力が必要だ」と強調した。

 政府は今後、日米合同委員会を通じ、在日米軍の「性犯罪の防止と対応に関するタスクフォース」と再発防止策をさらに協議していく方針だ。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008022201000206.html