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2008年02月20日(水) 12時40分

補助金不正受給で能代商議所に立ち入り読売新聞

 能代商工会議所が国と市の補助金525万円を不正受給していた問題で、経済産業省東北経済産業局(仙台市)は19日、補助金適正化法違反の疑いで同商議所の立ち入り検査を始めた。同局は「補助金の返還を求めた上で、処分を検討したい」としている。

 市が行った調査ではこれまで、同商議所が2002、03年度に土産品の開発などの事業を行った際、領収書をすべて偽造して実績報告書に添付し、補助金計525万円を不正に受給したことが判明。さらに、このうち515万円を商議所の一般会計に繰り入れていた。

 同局の立ち入り検査は、市の調査報告を受けて行われた。同局開発計画課の担当者は「不正の事実ははっきりしており、補助金適正化法に違反している可能性が高い」と話しており、20日まで詳しい調査が進められる。

 同商議所には12、13日に県の外部監査が入っている。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20080219-OYT8T00807.htm