2008年02月20日(水) 02時01分
在沖米軍、20日から外出禁止=22日を「反省の日」に−女子中学生暴行事件(時事通信)
在日米海兵隊司令部は19日夜、在沖縄米軍について、20日午前7時半から当分の間、外出禁止措置とすると発表した。沖縄県北谷町での米海兵隊員による女子中学生暴行事件や住居侵入事件など米軍の不祥事を受けた措置。沖縄県内で「反基地」感情が拡大しつつある中で、思い切った対策を打ち出さないと県民の理解は得られないと判断したとみられる。
外出禁止より、基地在住者の活動場所は基本的に基地内と職場に限られ、基地外の居住者は基地や職場との車による移動が認められるだけとなる。ただ、礼拝所や学校、医療施設に行く場合は、基地の外に出ることができる。同司令部は、こうした措置が「米軍人の規律にかかる手続きの見直しの機会になる」としている。
また、在日米軍のライト司令官は同日、日本全国の在日米軍を対象に、22日を「反省の日」とし、米軍の規律や行動を見直す時間に充てると発表した。
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