排ガス規制を逃れるため自社トラックを「車庫飛ばし」したとして、県警交通指導課と幸手署は18日、栗橋町高柳、同町議で運輸会社役員の遠藤勝三容疑者(66)ら3人を電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕した。
逮捕されたのは、ほかに蓮田市西城、元同社役員村山俊雄(65)、同町小右衛門、自動車修理業並木善夫(63)の2容疑者。
調べによると、遠藤容疑者らは、自社の14トントラック4台が排ガス削減を目的とした「自動車N■・PM法」の対象となる栗橋町では使用できなくなったことから、2005年9月〜06年8月、同法の対象外である大利根町内の借家に営業所を移転させたように見せかけ、埼玉運輸支局熊谷自動車検査登録事務所(熊谷市)に虚偽の車両移転登録を申告し、車検をとった疑い。
遠藤容疑者は町議5期目で議長も経験。07年12月まで県町村議会議長会の会長を務め、現在は町議会市町村合併協議会会長。村山容疑者は1月まで遠藤容疑者の会社の社員だった。
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http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080218-OYT8T00736.htm