ライブドア事件に絡んで2006年に民主党の永田寿康・元衆院議員が起こした偽メール問題を巡り、永田元議員にメールを提供した元週刊誌記者が、「サンデー毎日」の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の毎日新聞社に損害賠償などを求めた訴訟の判決が19日、東京地裁であった。
綿引穣裁判長は記事の一部について、「裏付け取材をしておらず、真実と信じる相当の理由はない」と述べ、同社に約440万円の賠償を命じた。
問題となったのは、06年3〜4月に3回にわたって掲載された同誌の記事。
判決によると、一連の記事は元記者がわいせつ画像サイトの運営会社を経営し、詐欺師的な人物であるかのように報じた。
山本隆行・サンデー毎日編集長の話「到底承服できない。控訴の手続きを進める」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080219-OYT1T00520.htm?from=navr