トラック大手・日野自動車の子会社で自動車部品製造の「武部鉄工所」(神奈川県厚木市)で、在留期間が過ぎて不法に働いている外国人がいる疑いがあるとして、神奈川県警国際捜査課と東京入国管理局は15日午前、立ち入り調査をした。同社工場で働く南米系外国人数十人を調べており、就労資格などで違反が確認されれば出入国管理法違反(不法就労)などの疑いで逮捕や退去強制の手続きをとる方針。
県警と入管は同日早朝から、会社側と工場などにいた外国人から事情を聴き、雇用形態とともに在留資格や就労資格があるかを調べている。
同社によると、年商約265億円。トラックやバスなど大型車のフレームの組み立て・部品製造をする。
立ち入り調査後、同社は取材に対し、人材派遣会社から外国人労働者を派遣されたとし、「不法な滞在や就労は見抜けなかった」と説明した。 アサヒ・コムトップへ
http://www.asahi.com/national/update/0215/TKY200802150135.html