福田首相は15日、保育所に入れずにいる児童をなくすための新たな「待機児童ゼロ作戦」を月内に発表する考えを明らかにした。
資生堂の事業所内保育所「カンガルーム汐留」(東京・東新橋)を視察した後、記者団に語った。
同日の経済財政諮問会議では、民間委員が経済成長戦略の一環として新雇用戦略を策定するよう求めた。その中で、女性対策として、〈1〉子育て経験者を保育ママとして養成する〈2〉企業内保育所を地域開放する〈3〉幼稚園と保育所の所管を内閣府に移し、一元的に運用する〈4〉在宅勤務普及のためモデル事業を推進する——などを提言した。新作戦は、こうした施策を反映したものになる見通しだ。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080215-OYT1T00700.htm