人質立てこもりや誘拐などに対応する警視庁捜査1課の特殊犯捜査係(SIT)の訓練が14日、東京都内で、初めて報道機関に公開された。
右側のドアから突入、左の「犯人」を取り押さえる警視庁捜査1課特殊班捜査係(SIT)の隊員たち=14日午後、東京都内で
訓練を初公開した警視庁捜査1課特殊班捜査係(SIT)の隊員たち=14日午後、東京都内で
訓練を初公開した警視庁捜査1課特殊班捜査係(SIT)の隊員たち=14日午後、東京都内で
銀行で拳銃を持つ犯人が人質をとったとの想定では、匍匐(ほふく)前進で近づく捜査員がまばゆい光と大音響を発する閃光(せんこう)弾を銀行内に投げ入れて突入し、犯人を逮捕した。このほか、高さ18メートルの外壁をロープを使い一気に降下する動きも見せた。
発足は64年で、昨年は町田市の立てこもり事件などに十数回出動した。佐久間正法捜査1課長は「人質を無事に救出し、生きて犯人を検挙するのが使命」と話した。 アサヒ・コムトップへ
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