07年にインターネットの自殺サイトの掲示板などへ自殺予告を書き込んだことが確認された121人(前年比42人増)のうち、警察と接続業者の連携などで72人が保護に結びついたことが14日、警察庁のまとめでわかった。
警察は自殺予告の通報を受けると、業界団体に発信者の名前や住所などを照会。業界団体は自らの「ガイドライン」に基づいて開示している。
同庁によると、保護した72人のうち、9人は自殺を図ったものの警察官らに助けられた。残る63人は自殺のおそれがあるとして、本人を説得して思いとどまらせたり、家族に見守るよう要請したりしたという。
同庁は「まだネットに自殺予告して亡くなる人はいる。書き込みを見つけたら通報してほしい」と呼びかけている。 アサヒ・コムトップへ
http://www.asahi.com/national/update/0214/TKY200802140165.html