2008年02月14日(木) 12時01分
全国ヤミ金融対策会議:都に高利貸金72業者の登録取り消し申請 /東京(毎日新聞)
全国ヤミ金融対策会議(事務局・中央区)は13日、出資法違反の高金利で貸し付けをしている貸金業者に対する登録取り消しを都に申し立てた。対象は都知事登録を受けた72業者(88件)。また、登録取り消し後に営業した1業者(2件)について都に情報を提供した。
都庁(新宿区)で会見した同会議代表幹事の宇都宮健児弁護士は「申し立てをした業者の大半が1000%から1万%を超える貸付を行っている」と説明。「貸金業法改正で、多重債務者に返済資金を貸さない。逆に貸しはがしという問題が生じつつある。返済資金に窮した多重債務者が再びヤミ金の餌食になる危険性が出ている」と指摘した。
貸金業者に関する相談は同会議(03・3571・6051)。【佐藤賢二郎】
〔都内版〕
2月14日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080214-00000043-mailo-l13