2008年02月14日(木) 01時56分
<名古屋市立大>学長を3カ月減給50%…学位審査収賄事件(毎日新聞)
名古屋市立大学大学院医学研究科の博士号学位審査をめぐる贈収賄事件を受け、同大は13日、西野仁雄学長を減給50%3カ月間、郡健二郎同研究科長と事件当時科長だった横山信治教授を文書訓告とする処分を発表した。
また西野学長は同日記者会見し、違法・不当な教職員の行為を通報する「内部通報・相談窓口」を来月にも設置すると表明、事件後作成した職員倫理綱領と倫理行動指針も公表した。
行動指針は▽5000円以上の物品は受け取ってはならない▽学位審査で金品授受があってはならない、などの内容。付属病院で患者から金品の謝礼を受け取ると収賄罪が成立する恐れがあることも指摘した。西野学長は「金品授受が慣例化していたことは深く反省している。二度とこういうことが行われないようにしたい」と話した。【桜井平】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080214-00000004-mai-soci