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2008年02月13日(水) 13時29分

HIV新規感染 1000人突破産経新聞

 昨年に国内でHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染者、エイズ患者と新たに判明した人が合計で1448人(速報値)報告され、5年連続で過去最多となっことが12日、厚生労働省エイズ動向委員会のまとめで分かった。

 委員会によると、新規HIV感染者は初めて1000人を超え、1048人(前年比134人増)に。新規エイズ患者は400人(同10人増)となった。感染経路で最も多かったのが、同性間の性的接触(849人)で、次いで異性間の性的接触(367人)。男性(1336人)が女性(112人)より圧倒的に多かった。年齢別では20代の増加が顕著で、40代まで増加傾向。

 保健所などで行われたHIV抗体検査件数は15万3816件で前年より約4万件も増加。委員会は検査普及週間のキャンペーン展開や夜間、休日の検査、当日に結果がわかる迅速検査の導入が影響しているとみている。

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