韓国の国宝第1号で代表的な名所として知られるソウル市の「南大門」(崇礼門)の楼閣部分で10日夜、火災が発生し、門全体が白煙に包まれた。韓国メディアによれば、火災原因は不明だが放火の可能性もある。
ソウルで10日、煙を上げる南大門=AP
通信社の聯合ニュースは、買い物袋を持った50代とみられる男性が南大門を上って行く様子を目撃したという運転手の話を伝えた。11日未明には、炎上した楼閣の2階部分が崩落を始めた。
南大門は1398年、朝鮮王朝の城内への主要関門とされた東西南北の大門の一つとして創建された。周辺には南大門市場ができ、観光名所としてにぎわっている。 アサヒ・コムトップへ
http://www.asahi.com/international/update/0211/TKY200802100160.html