水戸市内の小学校で、30代の女性教諭がクラス全員の前で、給食費を滞納していた家庭の児童1人を名指しし、「払っていないお金が何カ月かたまっている」と非難していたことがわかった。1万円余りの具体的な滞納額も公言した。同市教育委員会は「児童への心理的な影響が心配され、許されることではない」と事態を重視し、学校側に再発防止を指示した。
市教委によると、教諭は5日午後の「帰りの会」で給食費の支払いなどを連絡事項として伝え、この児童に向かって「(滞納額は)1万円余りになる」などと発言した。学校側は別の保護者からの連絡で、名指しの事実を把握。翌日に担任が児童に謝罪したという。 アサヒ・コムトップへ
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