記事登録
2008年02月10日(日) 13時00分

ポルノ4000件「見せない」処分 ネットなどで強制サーチナ・中国情報局

 新華社よると、2007年に各地で行われた「掃黄打非(ポルノや違法な情報を一掃する)」運動で、インターネット上でフィルタリングされた有害情報が2億件余りあったことが明らかになった。

 全国の「掃黄打非」事務局によれば、取締りの重点は違法な出版物、ポルノ関連物、海賊版などで、インターネット上で閲覧がブロックされたポルノ情報が4000件以上、取締りを受けた電子書籍、携帯電話小説、オンラインゲームが150本以上にのぼったという。

 全国で回収した違法な出版物は約1.49億冊、処分の対象になったのは3.1万件以上だった。回収した出版物のうち、ポルノ関連が372万冊、違法な新聞や定期刊行物が320万冊、海賊版ディスクが336万枚、海賊版出版物が1.36億冊だった。うち行政処罰が3万件以上、刑事処罰が667件行われたという。(編集担当:入澤可織)


■関連ニュース
性的広告の取締りを強化、ネット上のパトロールル (2008/01/22)
フィルタリングソフトを公募、優秀作は買取りも (2008/01/17)

■関連トピックス <  経済>IT>ホットトピック  > <  社会>事件事故・問題>社会問題  >

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080210-00000001-scn-cn