2008年02月09日(土) 19時20分
家電1億円相当だまし取る カード詐欺団摘発(産経新聞)
大量の偽造クレジットカードを使用し、家電量販店の商品をだまし取っていたとして、大阪府警国際捜査課が詐欺容疑などでカード詐欺団の中国人と日本人ら計5人を逮捕、大阪地検が起訴していたことがわかった。詐欺団は摘発までの1年間で約1億円相当の家電製品を詐取し、中古品業者に売却。事件の発覚を逃れるため、犯行日を1カ月間で2、3日に限定し、1店での使用額も20万〜30万円に抑えていたという。
起訴されたのは中国人の陳賀(28)、王文浩(24)の両被告と日本人の原田豊久被告(33)ら3人。陳被告は関与を否認し、他の4人は認めている。
調べでは、王被告は昨年7〜9月、陳被告の指示を受けて大阪府高槻市などの家電量販店に原田被告ら3人を車で向かわせ、偽造カードでパソコンなどをだまし取った。
王被告らは宅配便で東京に送り、中古品業者で換金。原田被告ら3人が売却金の約3割を受け取っていたという。
陳被告は大阪市内のエステ店などからスキミングで得たカード情報を買い取り、偽造カードを作らせていたとみられる。
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