日本生活協同組合連合会は8日、千葉県内の組合員から回収した中国・天洋食品で製造された「CO・OP手作り餃子(ギョーザ)」4袋のギョーザから、0・02〜0・05ppmのメタミドホスが検出されたと発表した。
商品の製造日は昨年9月8日。同日製造の同じ銘柄の商品2袋のギョーザから、すでに0・02ppmと0・04ppmのメタミドホスが検出されており、微量の殺虫剤が検出された商品は計6袋となった。同連合会によると、4袋は別の組合員が購入し、食べた人は腹痛や下痢の症状があったという。
食品衛生法ではニラ0・3ppm、キャベツ1・0ppm、小麦0・01ppmなど農産物ごとに残留農薬基準が定められているが、加工品についての基準はない。千葉市の母娘が中毒を起こした昨年10月20日製造の同じ銘柄のギョーザからは130ppmが検出されていた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080209-OYT1T00055.htm