防衛省に9日入った連絡によると、同日午前7時30分から約3分間、伊豆諸島南部の海上で、ロシアの爆撃機「Tu—95」1機が領空侵犯した。
同機は、サハリン方面から太平洋上を南下し、伊豆諸島南部で反転した後、八丈島から南に371キロの領空を侵犯した。
同省は、航空自衛隊百里基地(茨城県)などからF15、F4戦闘機計22機とE—767など早期警戒管制機2機を緊急発進。
領空を出るよう警告を繰り返したが、応答はなく、ロシア機は太平洋上を北上した後、サハリン方面に去った。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080209-OYT1T00346.htm