多重債務者の債務整理のあっせんを消費者金融会社から受け、手数料を支払うなどしたとして大阪府警捜査4課は8日、弁護士法違反容疑でいずれも弁護士の田嶋伸幸(48)=大阪市東住吉区、角谷哲夫(61)=兵庫県西宮市=の両容疑者ら、計4人を逮捕した。
ほかに逮捕されたのは税理士長橋範哉容疑者(45)と角谷容疑者の法律事務所事務員立脇弘一容疑者(39)。消費者金融会社は堺市の「ダイエーリース」で、社長(36)らが別の弁護士法違反罪で起訴されている。
弁護士法は弁護士以外の人が報酬目的で法律事務をしたり、弁護士がこうした者のあっせんを受けることを禁じている。