中国製冷凍ギョーザによる中毒問題で、兵庫県警は3日、同県高砂市の一家3人が食べて中毒症状を起こした「中華deごちそう ひとくち餃子(ギョーザ)」と同じ製造日で、輸入仲介商社「双日食料」(東京都港区)から任意提出を受けた26袋のうち、6袋の包装袋の外側表面から有機リン系殺虫剤「メタミドホス」を検出したと発表した。
うち1袋の側面には、直径約1ミリの穴が開いていた。
県警によると、6袋は昨年12月28日にジェイティフーズ大阪支店に返品され、1月8日に双日食料に持ち込まれた。ギョーザやトレーなど中身については今後、鑑定する。
また、残りの20袋はジェイティフーズ以外の業者から双日食料に返品されたもので、県警はこれらについても鑑定を急ぐ。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080203-OYT1T00307.htm