中国製冷凍ギョーザによる中毒問題で、千葉、兵庫両県警は2日、両県の3家族が食べたものと同じ製造日の冷凍ギョーザをサンプルとしてそれぞれ鑑定した結果、いずれも有機リン系殺虫剤「メタミドホス」を含む有害物質は検出されなかったと発表した。
千葉県警科学捜査研究所が鑑定したのは、日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区)が味覚検査などの目的で保管していた「CO・OP手作り餃子(ギョーザ)」2袋。県警は今後、生活協同組合連合会コープネット事業連合(さいたま市)から提供を受けた同じ製造日分についても鑑定する。
兵庫県警科学捜査研究所が鑑定したのは、「中華deごちそう ひとくち餃子」8袋。加古川市などのスーパー4店舗から押収、県警で包装袋やトレー、ギョーザを鑑定していた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080202-OYT1T00708.htm