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2008年02月02日(土) 10時31分

千葉市保健所が検査断る=被害女性のギョーザ受け取らず時事通信

 中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、被害に遭った千葉市稲毛区の女性(36)が1月4日に千葉市保健所に食べ残したギョーザを持参し、検査するよう求めたのに、同保健所は販売した生協側が検査していることなどを理由に断っていたことが2日、分かった。同じパックのギョーザからは千葉県警の鑑定でメタミドホスが検出された。
 女性は昨年12月28日夜、二女(3つ)とともに自宅でギョーザを食べて不調を訴え、入院した。
 女性からの苦情で生協側が商品の残りを回収し検査に回す一方、苦情があったことを市保健所にメールで連絡していた。 

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080202-00000035-jij-soci