中国製の冷凍ギョーザなどを食べた後に、下痢や嘔吐などの健康被害を訴え医療機関を受診した人が、千葉、兵庫両県の3家族10人以外にも34都道府県で計285人いたことが、2日午後3時現在の厚生労働省の集計で分かった。うち8人が入院していた。
中国・河北省の「天洋食品」製の冷凍ギョーザや、同社製の回収対象食品などを食べた後に具合が悪くなったとして、各地の保健所に相談があった件数を集計。中毒症状はあったが医療機関を受診しなかった人も651人いた。
関連性がないと判断された事例も含めて、相談の総数は1654件に上った。