2008年02月02日(土) 17時01分
ギョーザ問題 北京五輪組織委は「没問題」(産経新聞)
最近、卓球日本女子代表の近藤欽司監督の言葉が中国メディアをにぎわせている。「北京五輪で好成績を収めるにはまんじゅうとギョーザに慣れる必要がある」。選手村の食事に不安を覚えれば、コンディション作りにも影響を及ぼしかねない。
現在、北京で開催されている競泳のテスト大会に参加している日本水連関係者によると、選手に動揺はなく、食事に関する制限も特に設けていないという。
女子二百メートル平泳ぎの日本記録保持者、種田恵(JSS長岡)も「水が危ないという話もあったけど、間違ってプールの水を飲んでも大丈夫でした。ホテルの食事もおいしくて、普通に食べています。ギョーザも食べましたよ」と深刻にはとらえていない。だが、事件の進展によっては再考の必要が生じるかもしれない。
中国側は今後、スポーツ界に広がる不安を払拭するためにどのような対策を講じるのか−。組織委は「この事件は日本で起きた事件だから組織委とは関係ない。ずいぶん前から食品管理のプロセスについては発表してきた。その中ではっきり言っている」と話し、“没問題(中国語で問題なし)”との立場を崩していない。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080202-00000919-san-int