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2008年02月02日(土) 17時00分

中国製ギョーザ中毒:新たに5人不調訴え 回収商品調査、原因農薬検出されず /滋賀毎日新聞

 中国製冷凍ギョーザ中毒問題で、県食の安全推進室は1日、この日までにギョーザを食べた計8人が不調を訴えたと発表した。ギョーザ以外の輸入元各社の自主回収対象商品についても、5人が吐き気があったと申告。計13人のうち、3人が現在も軽い症状が出ているという。また、先月31日に有症者から回収した「ひとくち餃子」を県衛生科学センターが調べたところ、中毒の原因とされる有機リン系農薬「メタミドホス」は検出されなかった。
 この日、新たに餃子を食べた後に不調を感じたと申告したのは▽草津市の男性(64)▽栗東市の男性(40)と女性2人(39歳、10歳)▽守山市の男性(51)——の5人。このうち、守山市の男性は「昨年12月28日〜今年1月4日に毎日10個食べた。4日に下痢や吐き気があり、まだ神経痛がある」という。
 県生活衛生課と県内7保健所は2、3日も午前8時半〜午後5時15分に相談を受け付ける。問い合わせは同課(077・528・3643)。【蒔田備憲】

2月2日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080202-00000286-mailo-l25