日本たばこ産業(JT)は1日、子会社のジェイティフーズが輸入し中毒を引き起こしたギョーザなど冷凍食品の回収状況を報道陣に公開した。
茨城県境町のJTの施設には、全国各地から宅配便などで送られてきた冷凍食品が続々と到着。約20人の作業員が中身や送り主の確認、運搬作業などに追われた。
この日届いたのは、公開された分だけでもミカン箱大のケース100箱以上。男性作業員の1人は「商品が本格的に届き始めたのは今日から。作業はこの先何カ月も続くだろう」と話した。回収品は施設内の冷凍倉庫に保管し、殺虫剤「メタミドホス」などが混入していないか検査した後、処分される。