防衛省は1日、中国製ギョーザによる中毒で回収対象となっているジェイティフーズの冷凍食品を、陸海空自衛隊の計12の駐屯地や基地が調達していたと発表した。健康被害は出ていない。
陸自は金沢(石川県)、守山(愛知県)、春日井(同)、日本原(岡山県)、春日(福岡県)、別府(大分県)、南別府(同)の計7駐屯地で昨年9月から今年1月にかけ、隊員が業務用「ミルフィーユポークカツ」など3品目を食べた。
海自の鹿屋航空基地隊(鹿児島県)、空自の入間(埼玉県)、浜松(静岡県)、小牧(愛知県)、防府南(山口県)の4基地でも隊員食堂で回収対象の冷凍食品を使っていた。