記事登録
2008年02月01日(金) 23時01分

消費者行政本部、来週にも設置=福田首相表明、一元化も議論時事通信

 福田康夫首相は1日夜、首相官邸で記者団に対し、消費者行政を一元化する新組織を検討するため、自らを本部長とする「消費者行政推進本部」を来週にも首相官邸に設置すると表明した。関係閣僚や有識者をメンバーとし、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件の対応に官邸主導で取り組むとともに、新組織の制度設計に当たる。
 首相は当初、施政方針演説で打ち出した新組織について、半年程度かけて内容を詰めるとしていたが、「もう少し早めた方がいい。どのくらい早まるかはこれからの問題だ」と述べ、中毒事件を受け前倒しする考えを示した。 

【関連写真】 〔写真ニュース〕回収された冷凍食品を調べる従業員
【関連写真】 〔写真ニュース〕中国の冷凍ギョーザ工場を日本側が調査
【関連写真】 〔写真ニュース〕風評?どこ吹く風-ギョーザの宇都宮
【関連記事】 高濃度メタミドホス130ppm=「あり得ない数値」と生協-ギョーザ調査で判明
【関連記事】 電話相談、1日で378件=ギョーザ中毒問題、健康被害訴えるケースも-厚労省

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080201-00000213-jij-pol