2008年02月01日(金) 12時55分
コープ、1都7県で公表前日にギョーザなど回収(読売新聞)
中国製冷凍ギョーザによる中毒が相次いだ問題で、関東・信越1都7県の生協でつくる「コープネット事業連合」(さいたま市南区)は、問題が表面化する前日の1月29日夜、104店舗にギョーザなど3点を撤去させていたことがわかった。
消費者に中毒があったことを知らせるよう指示したのは30日だった。
同事業連合は「29日の段階では情報が少なく、製造過程に問題があるのかどうか、判断できなかった。最大限の予防措置として商品を撤去させた。結果として判断が妥当かどうか責められても仕方がない。申し訳ない」としている。
同事業連合によると、千葉県警から1月25日、千葉県市川市の家族が中毒症状を起こしたことなどに関連して、同事業連合で販売している「CO・OP手作り餃子(ギョーザ)」などを検査したいとの連絡があった。29日午後になり、県警から「ギョーザから有機リン系毒物『メタミドホス』が検出された」などとの指摘を受けた。このため同事業連合は、各店舗に3点を撤去・回収するよう指示。各店舗は同日午後8時15分ごろまでに撤去を完了したという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080201-00000021-yom-soci