2008年02月01日(金) 11時41分
<中国製ギョーザ>双日食料が現地調査を開始…河北省の工場(毎日新聞)
【石家荘(中国河北省)大塚卓也】中国製冷凍ギョーザによる中毒問題で、日本への輸入を担当した「双日食料」の小林久男・品質保証室長らが1日午前9時(日本時間同10時)ごろ、中国河北省石家荘にある製造元「河北省食品輸出入公司天洋食品」の工場に到着し、現地調査に入った。ギョーザに使われた原料と製造工程などを対象に、農薬などの異物が混入した可能性を中心に調べる。
同工場は1日朝も正門が閉ざされたままで、職員の出入りは確認できなかった。
小林室長は工場正門前で記者団に対し「できるだけ早く原因を究明し、消費者に安心してもらえる商品を届けたい」と述べた。
同工場には、日本たばこ産業(JT)が31日に職員を派遣し、調査を実施。小林室長らは同日夜、JT側から結果を聞き取った。室長は「中国公安当局の調査も順調に進んでいると聞いた」と話したが、調査結果の詳細は明らかにしなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080201-00000030-mai-soci