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2008年01月31日(木) 00時00分

中国製冷凍ギョーザなど県が製品調査 「食べないで」と呼びかけ読売新聞

 中国製冷凍ギョーザによる食中毒事件で、県は30日、各保健所を通じて、中毒の原因とみられる製品などの県内での販売状況について調査を行った。同日夜までに、被害は確認していないという。

 健康被害が報告されているのは、ジェイティフーズ(東京都)が輸入した「CO・OP 手作り餃子」と「中華deごちそう ひとくち餃子」で、一部から有機リン系農薬「メタミドホス」が検出されたという。

 県によると、同日午後8時現在、アピタや原信などスーパー23業者の店舗で問題の冷凍ギョーザや、中国の同じ工場で作られたとして自主回収が始まった21製品が販売されていたことがわかった。いずれも店舗側が自主的に回収したという。県は、これらの製品を購入していた場合には、絶対に食べないよう呼びかけている。

 回収対象の商品を扱っていた一つ、県総合生活協同組合はコープ女池店で、「手作り餃子」を47パック売っていた。宅配でも、昨年11月26〜30日と昨年12月24〜28日に、回収中の「CO・OP とろ〜り煮込んだロールキャベツ」1467パックを販売した。同生協によると、これらは基本的に組合員に販売され、購入者が判明次第、連絡を取っている。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20080130-OYT8T00802.htm