ジェイティフーズが輸入販売した中国製冷凍ギョーザを食べた人が中毒症状を起こした問題を受け、県や小売店は対応に追われた。
県は30日、ギョーザを食べて下痢や嘔吐(おうと)を催した例がないか、各保健所に問い合わせたが、今のところ健康被害の報告はないという。
県はホームページで、該当商品を食べないよう注意を呼び掛け、食べた人で症状がある場合、医療機関の受診を勧めている。
とくしま生協のコープ住吉(徳島市)、コープ石井(石井町)でも問題の商品を扱っており、コープ石井では、同じ工場で作っていた別の冷凍食品1品目も同日、店頭から撤去した。
店に訪れた徳島市内の会社員の女性(45)は「原産地には気を付けて購入するようにしているが、国内に入るまでにきちんと検査されているのか」と話し、同市内の大学生男性(21)は「裏で何をしているか分からない。安全を最優先に考えてもらいたい」と憤っていた。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokushima/news/20080130-OYT8T00767.htm