中毒問題でＪＴ株売られる　終値は４０００円安（東京新聞）

2008年01月31日(木) 16時48分

　３１日の東京株式市場で、日本たばこ産業（ＪＴ）株に、子会社が輸入した中国製ギョーザによる中毒問題を嫌って売り注文が殺到し、一時前日比４万円安まで下落した。終値は４０００円安の５５万８０００円。

　取引開始直後から売り注文が相次ぎ、しばらく売買が成立せず、この日の最安値まで下落して取引が成立した。その後、反動で買い戻しも入り、下げ渋った。

　市場では「冷凍食品を扱っているほかの企業にもイメージダウンが広がる可能性がある」（大手証券）との見方が出ていた。