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2008年01月31日(木) 21時51分

<中国製ギョーザ>中毒症状の訴え、新たに384人毎日新聞

 中国製冷凍ギョーザ中毒事件で、千葉、兵庫の3家族計10人と同様に吐き気や腹痛を保健所などに訴え出たケースが、毎日新聞の1日午前0時半現在のまとめで、32都道府県の384人に上った。薬物中毒が明らかになっている10人を加えると、総計で394人に上る。嘔吐(おうと)して目が腫れるなど強い症状の人もおり、各自治体は薬物検査を行うなど対応に追われている。

 調査は、(1)中国製の冷凍ギョーザ(天洋食品と確認できなかったものを含む)を食べた(2)嘔吐などの症状があった(3)保健所などに届け出た−−との3条件を満たすケースを被害人数にカウントした(ギョーザとそれ以外の中国製品の区分けがない自治体は総数を計上した)。

 青森県では3家族計7人が下痢などの症状を保健所に訴えた。今回の中毒被害の原因と確認された有毒のメタミドホスかどうかの検査を受ける。

 岐阜県では関市の女性会社員(22)が1月15日と17日に冷凍ギョーザを食べ、両日とも下痢に苦しんだ。

 沖縄県では、浦添市の6歳の男児が28日に中国製ギョーザを食べて嘔吐し、目や唇が腫れた。29日に病院で胃腸炎と診断されたが、報道後の30日に別の病院で再受診。病院から通報を受けた保健所が原因を調べている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080131-00000157-mai-soci