2008年01月31日(木) 13時02分
<中国製ギョーザ>他の冷凍食品含め輸入量は急増(毎日新聞)
今回のギョーザのように、中国で調理された冷凍食品の輸入量は増加の一途をたどっている。輸入元の「ジェイティフーズ」は問題の冷凍ギョーザを製造した中国の天洋食品と、99年7月から取引してきた。親会社の日本たばこ産業(JT)の岩井睦雄取締役は「手の込んだ加工食品を作るには、日本ではどうしてもコスト(人件費)がかかる。競争力を維持するため中国で製造拠点を探して委託する」と説明する。
冷凍食品メーカーでつくる「日本冷凍食品協会」(東京都、769社)が、調理した冷凍食品を輸入している企業34社を対象にした調査(31社回答)によると、97年に8万5205トンだった輸入量は06年に31万5436トンと、10年間で3.7倍になっている。このうち中国からの輸入は、毎年1〜2割ずつ増加してきた。97年に3万8909トンだったが、06年には5倍以上の20万634トンに達した。
中国からの輸入品目はエビフライ、イカフライ、かき揚げ、たこ焼きなど40品目に上る。2位以下はタイ、ベトナム、インドネシア、オーストラリア、韓国などとなっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080131-00000060-mai-soci