2008年01月31日(木) 12時04分

中国製ギョーザ中毒：問題の工場製、回収へ　被害の報告なし　／山梨（毎日新聞）

　中毒を引き起こした冷凍ギョーザを作った中国の工場製ギョーザが昨年９月、「市民生協やまなし」（甲府市落合町）で売られていたことが３０日、分かった。山梨、神奈川、静岡の３県で５万個が宅配販売された。問題のギョーザとは違うが、回収する。県によると、被害の報告は今のところないという。
　市民生協やまなしが所属する共同事業体「ユーコープ事業連合」（本部・横浜市）によると、販売されたのは「本場中国肉餃子」（３０個入り、計５４０グラム）。「生活協同組合コープやまなし」は、同工場製の商品を扱っていなかった。
　県内大手スーパーの「オギノ」は、問題の商品を輸入した「ジェイティフーズ」（東京都品川区）の９品目を全３６店舗で撤去。その他の主要スーパーは、ジ社商品の扱いがなかった。【吉見裕都】

１月３１日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080131-00000093-mailo-l19