記事登録
2008年01月31日(木) 12時03分

同一製造日の「餃子」1万袋輸入、回収は難航か読売新聞

 殺虫剤の成分で中毒症状になった千葉県の2家族が食べた「CO・OP手作り餃子」は、いずれも中国の同じ工場で昨年10月20日に製造された。 このうち製造日が同じ「手作り餃子」は6816袋、「ひとくち餃子」は4104袋が日本に輸入されているが、購入者の特定が困難で、回収は難航が予想される。

 問題の商品を販売した「ちばコープ」など1都7県の8生協でつくる「コープネット事業連合」(さいたま市)では、同じ製造日の「手作り餃子」を約2700袋販売。うち約400袋は組合員に配達する共同購入で31日朝も回収を呼びかける電話に取りかかったが、約2300袋の購入者は不明だ。すでに同連合には、組合員からは「コープで中国産を扱うのはやめてほしい」「コープを信用できなくなる」などの意見が寄せられており、中国製の冷凍ギョーザを食べ、「病院に行くほどではないが気分が悪くなった」と訴える声も数件あったという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080131-00000019-yom-soci