千葉、兵庫両県で計10人が食中毒症状を訴えた冷凍ギョーザの製造元、中国の「河北省食品輸出入集団天洋食品工場」は、中国商務部が管理するウェブサイトによると、1993年設立で従業員は1000人、冷凍食品を中心に年間150万元(約2200万円)相当を輸出している。
同社のウェブサイトによると、くしに刺した豚肉や鶏肉、ソーセージやベーコン、鶏肉の野菜巻きなどを冷凍して輸出している。
米国やオーストラリアとも取引があるとしており、河北省石家荘に食品加工工場を持つほか、天津市などで水産物などの養殖もしているという。
同社はウェブサイトで「設備も技術も一流」「仕事では手を抜かない」などとアピールしている。(共同)