バレンタインシーズンに向けて、調布市の武者小路実篤記念館(若葉町)は2月1日から、包み紙に実篤の書画をあしらった限定チョコを発売する。
一口サイズの板チョコ5個のセット。それぞれカボチャやタマネギなど、温かみのある筆致で描かれた包み紙でくるまれている。
4年前に販売を始めたところ、記念館のお土産として定着。昨年は2週間で計3000個が売れ、商品の補充が追いつかなくなるほどの人気だった。記念館では「今年は5000個製造する。既に電話での予約も殺到している」と話す。
真ん中のチョコの包み紙には、見事な揮毫(きごう)で「仲よき事は美しき哉」。実篤の言葉で大切な人のハートを甘く包み込むことができるか。
限定チョコの販売は売り切れ次第終了。400円。問い合わせは、記念館((電)3326・0648)。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyo23/news/20080130-OYT8T00115.htm