任期満了に伴う大阪府知事選は、27日午前7時から府内1784カ所の投票所で投票が始まった。即日開票で、大勢判明は同日夜の見通し。
立候補しているのはいずれも無所属新人で、弁護士の梅田章二氏(57)=共産推薦、弁護士でタレントの橋下徹氏(38)、元大阪大大学院教授の熊谷貞俊氏(63)=民主、社民、国民新推薦=と、保護司杉浦清一氏(59)、元中学教諭高橋正明氏(65)の5人。
橋下氏は自民党府連が推薦し公明党府本部が支持。33年ぶりに国政の与野党が実質的に激突した知事選で、結果は国政にも影響を与えそうだ。
府選挙管理委員会によると、午後4時現在の投票率は30・14%で、前回4年前を4・01ポイント上回っている。
梅田氏は大型公共工事の見直しや福祉施策の向上を訴えた。橋下氏は子育て支援策の充実、熊谷氏は産業振興による府民所得拡大を公約に掲げている。
(共同)