2008年01月24日(木) 22時31分
同級生の画像悪用=「原田ウイルス」作成も認める−逮捕の大学院生・京都府警(時事通信)
コンピューターウイルス作成者が著作権法違反容疑で逮捕された事件で、今回の摘発対象のウイルスの基となった通称「原田ウイルス」に、逮捕された大学院生中辻正人容疑者(24)の同級生の男性の画像が使われていたことが24日、分かった。同容疑者は「原田ウイルス」の作成も認めており、京都府警ハイテク犯罪対策室などは、同容疑者が同級生の画像を悪用した動機や経緯を調べている。
調べによると、原田ウイルスの画像には、学校名や住所も表示されていた。男性は府警に「ウイルスの存在を知っていた」と話し、自分の写真が使われていることも知っており、被害届を出すことも検討したという。
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