2008年01月22日(火) 11時51分

下妻関経連会長、橋下氏支援要請に「できるだけ協力」（産経新聞）

　関西経済連合会の下妻博会長が、自民党の古賀誠選挙対策委員長らから、大阪府知事選で同党府連などが推薦・支持する弁護士でタレントの橋下徹氏の支援要請を受け、「関経連は中立だが、知事は自民党でなければ困る。会員企業が個別に協力する」と応じ、支援要請にできるだけ協力する考えを示した。
　関係者の話によると、２１日に関経連事務局で下妻会長と懇談した古賀委員長は「大阪市長選に続いて２連敗はできない」と支援を要請。下妻会長も「政策実現のためには与党に勝ってもらわないと困る」と話したという。
　今回、下妻会長が橋下氏支援へ歩み寄りを見せた背景には、関西経済の活性化には産業関連法案の整備や税制優遇などで、これまで通りに政権与党との連携が不可欠という判断があったからだ。終盤戦を迎えた大阪府知事選だが、今回の下妻発言により関西財界が橋下氏支援に一気に傾く可能性もある。

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