架空のトンネル修繕工事を発注して愛媛県から約100万円をだまし取ったとして、同県警は22日、県道路維持課係長の西森幹夫容疑者(52)=松山市=と、地元の電気工事会社社長らの3人を詐欺容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
ほかに逮捕されたのは、伊方電気工事(同県伊方町)社長の清水三博(57)=同町=と、弟で同社専務の清水末昭(53)=同=の2容疑者。
捜査2課の調べでは、西森容疑者は県八幡浜地方局の道路補修係長だった04年12月〜05年2月ごろ、同地方局が管理する国道197号のトンネル内の照明取り換え工事を5〜6回にわたって同社に架空に発注。工事代金の計約100万円を県から同社名義の預金口座へ入金させ、だまし取った疑い。 アサヒ・コムトップへ
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