2008年01月21日(月) 16時00分
再生紙の表示 見直し検討へ 製紙連合会(産経新聞)
製紙会社の業界団体の日本製紙連合会は21日、製紙大手が軒並み再生紙の古紙配合率を偽装していたことが発覚して以来、初の理事会を開いた。
業界ぐるみともいえる「環境偽装」への厳しい批判を踏まえて対応を協議、再生紙の表示を見直す検討委員会の設置などを決める見通しだ。
新聞や雑誌などの古紙を使った再生紙には、古紙配合率などの「明確な定義はない」(製紙連合会)という。
このため、販売されている再生紙の中には古紙をわずかしか含まない製品もある上、偽装発覚により環境への取り組みに対する信頼が大きく揺らいでいる。
検討委員会では、再生紙の表示を消費者に分かりやすくする方法や、古紙配合率の基準の具体化などを検討した。
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