2008年01月21日(月) 18時39分
NHK撮影スタッフが3台の車に所有者に無断で小道具のナンバー張りつけ 1台未回収(フジTV)
NHKがドラマのロケ中に不祥事を起こし、謝罪会見を開いた。
千葉・南房総市にある中学校の駐車場で20日、ロケ中のNHKのスタッフが、3台の車のフロント部分に、黄色の厚紙に黒地でカラー印刷した小道具のナンバープレートを所有者に無断で張りつけたという。
中学校の校長は「登下校のシーンを撮影していた。(ナンバープレートを張り替えるという話は?)それはないです」と語った。
ベストセラー小説を題材にしたドラマの撮影が行われていて、舞台設定が岡山県のため、NHK側はリアリティーを持たせるため、カメラに映り込む車のナンバープレートを岡山ナンバーにしたという。
しかし、撮影終了後、NHKのスタッフがナンバーを元通りにしようとしたところ、張りつけた3台のうち、1台の車がいないことに気づき、周囲を探しても見当たらないため、地元警察に届け出た。
制作局第2制作センター・船越雄一センター長は「大変申し訳ないことになりました。おわび致します」、「このときは了解を得ないまま、ナンバープレートを張ってしまった」と謝罪した。
この日、地元では、市民マラソン「富山ロードレース」が開催されていて、中学校の駐車場には、レースの参加者や応援の人たちの車が多数駐車していたという。
船越センター長は「(ナンバープレートの)紙をはがすタイミングを失い、公道を走ることになってしまった。大変申し訳ない」と語った。
NHKから連絡を受けた館山警察署は、南房総市のすべての小中学校などに問い合わせをしたが、今のところ車の所有者は見つかっていない。
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2008/01/21 18:39
http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00125718.html