18日午前2時55分ごろ、広島市南区東駅町の山陽新幹線の高架下で塗装工事をしていた作業員4人が、高さ約14メートルの足場から地上に転落した。広島東署によると、足首の骨を折るなどいずれも重傷。
調べでは、転落した4人は20−30代の男性。新幹線の運行が終了した18日午前零時半ごろから、計約10人で高架の塗装を塗り替えるため、足場を組む作業をしていた際、突然崩れたとみられる。
足場は高架下につり下げる形で設置されており、広島東署は留め金が何らかの原因で外れたとみて、詳しく調べている。
JR西日本によると、新幹線の運行に影響はないという。現場はJR広島駅の東約1・5キロで、山陽新幹線と在来線の芸備線が交差する地点。